簡単なツルレイシの発芽のさせ方 (小4)
 平成14年
 平成14年度からヘチマに変わってツルレイシが教材になりました。(大日本図書)ところが、ヘチマもそうですが、なかなか発芽しないし、発芽率も大変悪いのが現状です。そのうちに授業の時期が過ぎてしまい、大あわてするのが現状です。
 ところが、ことし、ある先生から「農家では、ビニールをかけるんです。暖かいし、風も当たりませんから。」といわれました。確かに沖縄の植物ですから土の温度が上がらないとなかなか発芽しないのでしょう。現実に、学校でも、家でも発芽しませんでした。
 そこで、この先生の発言をヒントに、ピート板に種をまき、水槽をかぶせてみました。するとどうでしょう!見事に全部発芽したのです。あまりに簡単なことだったのでびっくりしました。この方法だと教室で発芽の様子も観察できるし、時期もある程度は融通が利きます。(あまり早いと植え替えた時期が問題となるので注意してください。)


 
【ピート板に種をまく】
 
 
 

 
@ ピート板の下に割り箸を挟み、空気が入るようにする。
A 窓際の日光が当たるところにおく。
B 水が切れないように、2〜3日ごとに水をやる。
 
 ちっとも芽が出なかったのに、4〜5日で芽がでたのには感動しました。

こどものものの考え方と
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平成14年7月